●プティット　シレーヌ　2015

〈ワイナリー〉
マルゴーのメドック格付け第3級、シャトー・ジスクールの醸造チームが厳選したワインを購入して造り出した第4のラベル！その名もプティット・シレーヌ！2009年が初ヴィンテージ。格上のボルドー シューペリュールやプルミエ・コート・ド・ボルドーのメルローとカベルネ・ソーヴィニョンで造られるこのワインは、果実味豊富でジスクールの直系らしい「現代性と古典的正統な味わい」をリーズナブルな価格で楽しんでもらう事をコンセプトとして造られました！もちろんジスクールのシンボルマークのマーメードの刻印入り。

〈テイスティングコメント〉
ボルドー シューペリュールやプルミエ・コート・ド・ボルドーのメルロー70%、カベルネ・ソーヴィニョン30%で造られる果実味豊富でジスクールの直系らしい現代性と古典的正統な味わい。
メルロ主体による果実味感がきれいにまとまり、ボルドーのイメージするところのクラシカルな要素もきちんと捉えています。 赤果のベリー系果実の味わいと酸味、タンニンのバランスが絶妙にとれたワイン。

●ドメーヌ　ド　トリエンヌ　2019
〈ワイナリー〉
ブルゴーニュ最高峰ドメーヌ、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(D.R.C.)の共同経営者であるオーベル・ド・ヴィレーヌ氏と、同じくブルゴーニュの名門であり、モレ・サン・ドニの名を一躍世界に知らしめたドメーヌ・デュジャックの当主、ジャック・セイス氏。古くから友人関係にあった2人が1980年代末、南仏のプロヴァンス地方で最高のワインを造るべく、適地を求めて模索を開始しました。
トリエンヌが位置する場所は地中海沿岸で西部にある都市マルセイユの北東、海岸から30kmほど内陸に入ったヴァール県ナン・レ・パン村。古代フェニキア人たちがブドウを植えて以来、何千年ものあいだ栽培が続けられてきた、歴史ある地です。所有する47ha程の畑は、故郷ブルゴーニュと同じく粘土混じりの石灰岩質土壌で構成されており、夏の間、日中は30度から40度の高温に達するものの、高地のため、夜間は10度から15度にまで低下。
暑い昼と冷涼な夕方の安定した温度差が生まれることでブドウの着色が良くなり、複雑なアロマと十分な酸を備えた果実が成熟するという、まさにブドウ栽培には最高の場所です。

〈テイスティングコメント〉
品種：サンソー、グルナッシュ、シラー、メルロ
外観は淡いピンク色。グラスに注ぐと、フレッシュなイチゴやレッドチェリーなど、赤系果実のアロマとレモンやライムなどの柑橘系の香りが立ち上ります。口当たりは軽やかで、瑞々しい果実と丸みのある酸味が魅力。